素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
床下エアコン暖房 冬の電気代

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床下に設置したエアコンの調整でお伺い。基本的な暖房はこれ一台でまかなっている。
ついでに電気代を聞いてみたら、真冬の2月で約13,000円と驚異的な安さ。これは暖房費だけというわけではなく、ここのお宅はオール電化なので給湯、調理、家電、照明などももちろん込みで、他にガス代や灯油代もかかっていない。

今年(24年)の2月の新潟は大雪の影響もあってか、平均気温で約1度と例年より2度も低く、もともと日本海側である新潟は日照時間は少ないのだが、さらに10時間以上も少なくひと月で約65時間と寒気がすごい月。東京などと比べても半分以下の日照時間。

この家の広さはロフト収納も大きくとっているのでそれを加味すると約37坪くらいの勘定。

生活スタイルを聞くと、共働きで日中はほとんどおらずもったいないため、24時間暖房をつけずに深夜電力時間帯のみ(23時から7時)、床下のエアコンをタイマーで稼働。

その熱を基礎に蓄熱させるとともに、Q値1.18W/m2K、C値0.16cm2/m2というすこぶる高い性能のおかげで、夜まで14~16度前後にキープできているらしい。

帰宅後は、家全体が我慢できる程度の温度で保持できているので、くつろぐ時にはこたつや電気ヒーターなどで局所的に暖房を使用。こういった工夫のかいあってか、大きさで半分以下の賃貸時代と比べても安くあがっているとのことで、家の断熱、気密性の高さに驚いていた。

なるほどーとお聞きし、お勧めするかどうかは別としてこういった暮らし方もありなのだと感心しきりでした。

by takakoun | 2012-03-27 17:54 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
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