素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
土地問題

土地から探してくれということでいろいろあたっていると
ふとハウスメーカー時代の事を思い出す。

東京のハウスメーカーにいた頃、ほとんどが建替の案件だったのだが、
土地自体の問題がチラホラとあり、それをクリアしなければ話は進まないことになる。

一番多かった問題が、原則として建物を建てるには道路に2メートル以上、
土地がくっついてないといけないのだが、
意外とこれを満たさない土地が多かった。乱雑にミニ開発された結果なのだろうか。
隣から借地などできればいいのだろうが、
やはり隣もおんなじ状況だから到底無理なケースがほとんど。

そして次に多かったのが、土地は”道路”にくっついていないといけないのだが、
その道路が基準を満たさないというケース。
道路としての”形態”はあるが法的な道路じゃなく、家が建てられない。


ある一例。
ある日のこと、行き止まり道路に家が立ち並ぶ一画に、
土地をもっている方が相談にこられた。
調べてみると、その道路(通路)は基準を満たさなく家が建たないことがわかる。
その事を話すと、思い出したように、
「そういえば、隣の家はシートで見えないように囲み、あっというまに家を造っていた。」
おそらく無許可で工事を行っていたのだろう。
さすがにそれはできないため、相当大変だった記憶があるが、
なんとかその通路を道路にし、適法に建てたことがある。
近隣の土地も資産価値があがったはず。


そして、いまでも覚えてるひどいケース。
一見すると外見上は何の問題もなかったのだがよくよく調べてみると、
図面上では、車返し(行き止まり道路などにある、車の回転場所。もちろん道路)
の上に家が建っている。
自分の敷地も一部あるのだが、圧倒的に道路部分の面積が多く、
さすがに建築は到底無理だった。販売した不動産屋ももうない。


新潟は土地がひとまわり余裕があるため、そんな問題は少なそうな感じはしますが。

by takakoun | 2010-06-19 00:38 | 住宅メーカー | Trackback | Comments(0)
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