素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
高気密住宅は換気風量を測定しなければ

気密測定の後、24時間換気風量の測定を行い、後日、スイッチの設定を施主に説明。

ついでにトイレなどの局所換気扇の風量も確認。

一箇所あたり約65m3/h。

24時間換気の計画換気量が約130m3/hなので、

比較すると大きな換気量だということがわかる。

しかも局所換気は室内熱を回収しないため、

運転時間に応じて熱損失量も大きくなるので、過剰な運転にならないように

センサー付きのタイマースイッチにしている。

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この家の熱損失係数Q値は1.18W/m2kと、

次世代省エネ基準をはるかに上回る高断熱住宅であり、

こういったトイレ、浴室等の局所換気による熱損失量も

ある程度見込んで計算もしてある。

by takakoun | 2011-09-02 17:52 | 換気 | Trackback | Comments(0)
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