素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
屋根断熱の剛性、通気層
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屋根面の剛性を高めるために、垂木の間に転び止めを施工後、垂木の上に構造用合板を打ち付けていきます。

これは防風層、そして気密層も兼ねているので、合板のジョイント部分は気密テープで処理。

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これで、断熱材の下は防湿シート、上は構造用合板でふさがれ、断熱材内部の気流を防ぎ、断熱材本来の性能をきちんと引き出す構成に。

そして構造用合板の上に、通気胴縁を施工し、通気層を設けていきます。

これは夏場暑くなった屋根面からの温度を伝えづらくし(遮熱)、また、屋根内部の湿気を排出する役目。

この屋根の通気層は壁の通気層と繋げ、屋根頂部から抜いていくことにより効率を高めていきます。

by takakoun | 2011-12-20 17:53 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
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