素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
耐震診断調査 リフォーム増改築の怖さ

耐震診断調査へ。

工事中の案件はもちろんのこと、特に耐震診断は、備忘録としてなるべく写真を多くとる必要があります。

診断時間はけっこうかかりますが、家一件分の多岐にわたる調査を一日程度で行わなければならないため、見落としもあり、後で見返して確認することもしばしば。

確認している都度、図面等に書き込めればいいのですが、調査を行っているときは相当に体勢が悪かったり、暗かったり・・・・この写真のような感じの体勢のときなど、カメラさえ取り出すのが困難な時さえあります。
耐震診断調査 リフォーム増改築の怖さ_c0091593_1543555.jpg

(それでも確認のため後日再調査するときも結構あります。)



今回耐震診断調査を行ったお宅は築年数が相当程度古く、現行の耐震基準から比べると多くの家がそうであるように耐震性が低かったのですが、さらに悪いことに、窓を大きくする改築工事を行ったようで、筋交いが切断されており構造的に片寄った状態になってました。

この記事にもあるように、

少なくとも構造体の変更が多少でもありうるリフォーム、増改築は安易に行うべきではないし、行ったとしても慎重に検討しなくてはならないと思うのですが、小規模の増築や間取り変更などは建築確認が不要な場合も多くあるので意識が希薄になってしまうのかもしれません。

by takakoun | 2012-09-21 18:01 | 耐震改修 | Trackback | Comments(0)
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