素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
低炭素建築物の認定制度講習
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昨日は低炭素建築物の認定制度講習会。

その中の資料に、現在、新築住宅の約5割が次世代省エネルギー基準に適合しているというグラフがあった。
言い換えればまだ半分近くが次世代基準に達していないということなのでしょう。
次世代省エネルギー基準の性能についてはこちら参照。

話しは戻って、低炭素建築物とはある基準より10%程度、一次エネルギーが少ない建築物で認定されると税制優遇や容積率緩和などが受けられる制度。(まだ詳しく見てませんが。)

そしてその基準となるのが、この度改正される省エネルギー基準。

いままでの省エネルギー基準(次世代基準)と比較して大きく変わったのが、建物の断熱性能を表す指標が熱損失係数Q値から外皮平均熱還流率U値に変わり、そして建物の一次エネルギー基準(建物のエネルギー消費量の基準)が加わってきた。

いままでの熱損失係数は単純に延床面積を掛けることによってその建物の総熱損失が簡単にわかったので暖房設備容量などの計算がしやすかったのだが、こんどの外皮平均熱還流率は屋根や外壁、窓、床などの面積を乗じなければならず、また、換気による熱損失はU値には含まれていない為、別途、加算してやらなければならず計算が頻雑になってしまう。

そして新たに加わった一次エネルギー基準。これは主に設備等が考慮されるため、例えば太陽光発電などを乗っけてしまうと一気に一次エネルギー消費が下がってしまう。

心配なのは建物性能の指標がわかりづらいため、一次エネルギー基準の方がクローズアップされていって本来一番大事であるはずの建物の躯体性能への関心、興味が埋没していってしまわないかということ。

この改正される省エネルギー基準、平成25年4月に施工だが、平成26年3月までは移行措置期間になり次世代基準と並行して使用される予定。それまでに例えば30坪ぐらいの建物だったら外皮面積はだいたいどれぐらいかピンとくるようになるのでしょうか。そしてどのように呼ばれるようになるのでしょうか。

by takakoun | 2012-12-21 17:52 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
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