またまたダイジェストで。 二日目は垂木(屋根をささえる斜めの部材)と垂木の間に、水平剛性をとるために転び止め(文字通り、垂木が転ばないようにする部材)を入れる所から。簡単なように見えますが、なにしろ数は多い、足場は悪い、釘は斜めに打たなければなれない、といった事から以外と時間がかかりますね。 軒裏の杉板は屋根の通気量をより確保するために、わざと3mm程隙間をあけて貼っていきます。 隙間から空が見えますね。 軒の出は約1m程。秋葉区の設計積雪量1.3mを計算し、ぎりぎりまで伸ばしました。 一層目の構造用合板を貼った後、合板繋ぎ目をテーピングし、その上を通気層にするために通気用の垂木を固定していきます。 通気層を設けるのは屋根の腐朽対策と暑さ対策。 さらにその上から2層目の構造用合板を敷いていき、 頂部に排気するための隙間をわざととっていきます。雨が入らないような対策をしつつ通気を確保するのですが、詳細は取り上げられたらまた別の機会で紹介します。 防水シートが貼られた屋根がかかってひとまず終了。これで多少の雨が降っても濡れずに済みます。 木造在来工法の良いところですね。 一日目より楽で、進みは遅いように見えますが、この家はロフトもあるのでそこそこ屋根勾配もあり、ずっと斜めの場所での作業になります。クレーンを使う割合も減った分、人力での作業も増え、一日作業していると文字通り足はがくがくです。
by takakoun
| 2013-10-18 17:44
| 工事進行中
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