素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
基礎断熱の熱橋対策
現在建築中のお宅は基礎断熱工法になるので基本的には基礎立ち上がり部分で断熱がされているのですが、構造上、建物の内外を基礎梁が貫通している箇所があります。

実はコンクリートというのは断熱という面で見るとほとんど断熱材としての効果はありません。

コンクリートの熱伝導率は1.6W/m・Kであり、木材の0.12W/m・Kと比べて約13倍弱も熱を通しやすく、ここで使用した断熱材と比べると約47倍も熱を通します。(熱伝導率データは財)建築環境省エネルギー機構・住宅の熱環境計画より)

基礎梁貫通部分は他の箇所と比べて熱の通り道になってしまいますので内側から断熱補強します。

基礎断熱の熱橋対策_c0091593_14394960.jpg


by takakoun | 2013-11-28 17:42 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
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