土台を設置したら建て方スタートです。 構造材を組み立てる作業を一般的に建て方と言います。 ![]() 今回は、桁上断熱を行う為、いつもと作業手順が異なるので、その辺りを紹介。 (参考までに別のお宅の建て方工事一日目、建て方工事二日目) 2階の桁、梁を掛けるところまでは、ほぼ同じ。 その後、2階の梁桁の上に、気密層、防湿層をきちんと連続させるため、パッキンと先貼りシートを施工していきます。 ![]() その後、束を建て、2階の桁、梁の上に合板を敷いていきます。 ![]() ちょうど2階の上にさらに床をつくる状態で、この合板の上に断熱材が来ることになります。積雪地で耐震等級3は試行錯誤しないと厳しいと思うのですがこの合板のおかげで水平剛性もとれ、軒の出もない事からこの家では比較的楽に耐震等級3相当にすることができました。 その後小屋組みの組立に入っていきますが、合板を敷いているおかげでまるで地上にいるかのように施工できます。これは楽。 ![]() そして完成。 ![]() 一般的に行われている天井断熱と比較して桁上断熱のメリットは、 ・断熱層、気密層が桁上に来るので配線、配管等と干渉せず施工が容易、気密を確保しやすい。 ・合板を桁上に留めつけるので小屋組みの水平剛性が取りやすい。 デメリットは ・天井断熱と比べてコスト増 ・2階より上の建物の高さが高くなる、マノビしてしまう。 と、こんな感じでしょうか。 施工自体も当社でよく施工する屋根断熱と比較すると圧倒的にやりやすい。 おまけに水平剛性もとれ、設計もしやすい。しばらくは当社標準化を計ろうかなと思います。
by takakoun
| 2014-09-11 17:55
| 高断熱高気密
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