素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
新潟市 日射対策 日射遮蔽

これは去年の夏に撮ったOBの写真です。


新潟市 日射対策 日射遮蔽_c0091593_15061366.jpg


このように日射対策としてすだれをお勧めすることが多く、説明し、設計し、造っているつもりですが、実際にすだれを付けて頂くと非常にうれしい気持ちですね。



では、日射熱、日射熱と言っていますが、窓からどの程度の熱が入ってくるのでしょうか。

南面の窓1m2あたり、300Wの日射熱が入ってくると仮定します。

この家の場合、2階南面の窓1ヶ所あたり約2m2あり、2つあるので

300W×2m2×2=1,200W

ガラスにも日射を反射する効果があるので0.6(Low-Eガラスの日射熱取得率、ガラスにより違います。)を掛けると、

1,200W×0.6=720Wです。

売れ筋の電気ヒーターが400~800Wなので南側の2階2ヶ所の窓”だけ”で、電気ヒーターが真夏でもついている、ということになります。日射を遮るガラス、といってもこの程度が限界になってきます。

この窓にレースカーテンだけある、と仮定すると、

720W×0.7=504Wです。若干減りましたが、さほど大きく変わりません。

すだれを窓の外側につけると、

720W×0.3216Wです。7割減るわけですからずいぶん変わりました。

レースカーテンとすだれを併用すれば

720W×0.7×0.3=151.2W と、当初に比べて日射熱が8割減まできました。これで冷房効率、相当違います。


すだれ効果、大きいですね。しかも取り付けられるようにさえなっていれば、なによりコストがかからず(1枚数百円)、基本使い捨てなのでメンテナンスや保管場所もいらず、手間もかかりにくい方法です。これがおすすめする一番の理由です。



これは南側の窓のみの計算で、東西面に直射日光があたる場合は、南側より日射熱が入ってくるのが予想されるので、対策がより必要になります。

(下線部データは「自立循環型住宅への設計ガイドライン」より引用してます。)








by takakoun | 2018-07-11 18:22 | 日射対策 | Trackback | Comments(0)
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