現在、認定低炭素住宅申請準備中の新潟市南区の平屋の家です。 ここ1~2年、流行なのか平屋という言葉を何度も聞いた気がします。 まわりの建築関係者に聞いても増えていると言っていました。 平屋の場合、コストの高い基礎や屋根の面積が単純な総2階の家と比べて2倍に大きくなるので、その分割高になってきます。 単純な比較はできないので一概には言えませんが15%~20%程度?はコストアップするような気がします。 平家にしたいが川が近いため浸水が心配、という所から計画はスタートしました。河川が近いと、水に意識がいくのは自然だと思います。 洪水ハザードマップを見ても浸水深0.5mから3mとなっています。(全体的にぼかしています) そこで垂直避難用にロフト(小屋裏収納)を設けた平屋で進めることにしました。 小屋裏の容積を加味すると約1.2階建ての計画になります。 このロフト、複合的な役割を持たせていますが、目的のひとつが上記の垂直避難用ですから、階段も固定階段、窓も大き目にしています。 もう少し洪水ハザードマップを広域で見てみます。 新潟市内に住んでいらっしゃる方はだいたいの地形を判断できると思いますが、海沿いを除いて新潟市内の市街地のかなり多くの地域は浸水深3mに該当しているのがわかります(上図の凡例を参照)。場所によってはそれ以上。 ということで新潟市で平屋を計画する場合、早期避難に自信のない方、ご年配がいるご家庭はロフトを設けた方が無難です。
by takakoun
| 2021-06-11 15:52
| 高断熱高気密
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