素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
新津観測所

新潟県の県内最高温度の発表のときに名前が頻繁に挙がる当社の事務所がある新潟市秋葉区。

確かに数字上は近隣地域より気温が高いときが多い。
37℃を超えてくれば違いがわかりそうな気もするが、活動量によって体感温度も違うし、そもそも同時に2か所を体感できない。

立地上も盆地というわけでもないので、フェーン現象の影響を受けやすいのだろうなと思っていたが、フェーン現象じゃないときでも(風向きで私が勝手に解釈)他の近隣地域よりも気温が高くなりがちなので、もしかしたら観測している場所に何か影響を与える原因があるのではとずっと思っていた。


調べてみたら、現場に行く途中にあるみたいなので、ちょっと寄り道。場所は秋葉区小戸上組、道の駅花夢里新津の程近く。


測定場所は農協の一角なのだろうか。測定器具は百葉箱を想像してましたが、なにやらハイテク感が漂う佇まい。考えてみれば、雨量、風速、日照など他にも多くの測定項目がありますからね。

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近くに建物と駐車場のアスファルトがあるが、おそらく設置基準もあるのだろうから問題はないのでしょう。

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周りも田んぼが広がっており、空気の循環を阻害するようなものはない。
少し遠くに見える新津丘陵。高さはあまりないがこれがなにか地理的に影響する?その向こうには越後山脈がある。

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地形を見ると五泉市が山に囲まれているのがよくわかる。
五泉市は雨量だけで温度の測定器具がないようだが、あったらすごい記録がでそうな気がするがどうなのでしょう。

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追記:記事アップしてから知りましたが、本日39.2℃を記録し全国一位、かつ新潟市秋葉区観測史上一位だったみたいです。




by takakoun | 2021-08-06 10:30 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
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