素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
新潟市中央区断熱改修工事 施工

施工に入っていきます。
まずは既存の断熱材の撤去から。

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断熱材自体の撤去は難しくないのですが、断熱材が落ちないように打ち付けてある「押え材」を撤去する際、上向きでノコギリ等を使って切断しなければなりません。

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上向きの作業なのにゴーグルを忘れたため、目にホコリや木くずが入ってしまい、帰宅後、目から無限にゴミが出てくる地獄に落ち入りました。
(私よりも床下作業が慣れているはずの、一緒に作業した職人さんもなってた笑)

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壁の中に立ち上がっている配管が見えるので、床下と壁の中が通じているのがよくわかります。

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外壁側も同じように床下と壁の中が通じてます。見えている断熱材は外壁の断熱材の下部

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前回レポートしたように階段の下に床、そして断熱材がなかったので、断熱用の床下地を作っていきます。
施工中2階にいた施主曰く、階段下の床下地を作る前後で床下で行っている施工中の音が全然違うらしいです。

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準備が整ったらウレタンを吹きつけていきます。

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ポイントとして
確実に「気流止め」になるように、壁に通じる開口部が無くなるように吹き付けてもらうこと
玄関の上がり框部分の基礎にも吹き付けて断熱欠損部を少なくすること
上記を特に注意して施工してもらいました。


玄関の上がり框部分の基礎立上りのウレタン

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無くなった配管部の断熱欠損

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階段下の下地床にも他の床と同じように吹き付けていきます。

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平均して約100mm前後でしょうか。

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最後に床下点検口にもウレタンの吹付を行ってもらい、簡易な断熱点検口に改造しました。

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基礎が高く、床下環境も良いこともあって施工は比較的行いやすかったが、やはり狭い床下空間、かつ、上向きの作業という、きつい仕事を行っていただいた職人さんと、工事開始まで長い期間待っていただいた施主に感謝です。





by takakoun | 2022-12-29 15:10 | リフォーム | Trackback | Comments(0)
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