耐力壁であるモイスの施工。 主に気を付けるのは釘の種類、釘ピッチ、釘の縁あき、釘のめり込みだが、全てチェックするよりも自分で打ったほうが結局早いので、全て私が施工しています。 一番釘がめり込む杉の柱を基準に空気圧を設定。ベイマツの梁などは釘が飛び出るので全て手打ち。これで基本的に釘のめり込みゼロ。 さらに釘の種類、ピッチを打ち分けて建物強度のバランス(偏心率)を調整しています。 降雨で濡れるのを過剰に心配する人がいますが、乾けば性質は元に戻るのでそこまで心配する必要はありません。 ただし、濡れている状態での施工は釘のめり込み等の問題が起きやすいので注意が必要。また、木材と共に長期間雨に濡れ、木材の灰汁(タンニン)が流れ出ると中性化の原因になる場合があるので確認した方が良いでしょう。その場合、モイスに茶色の色がつくので判別できます。 あとはプラスチック系の断熱材のような透湿抵抗が高いもので包む場合は乾燥を確認してからの施工が良いかもしれません。
by takakoun
| 2023-03-11 14:38
| 工事進行中
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