素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
新潟市西区 断熱改修工事2 天井断熱施工

前回の続きです。
断熱改修工事の施工を行っていきます。

天井裏の施工から。
幸いにも天井の上に防湿シートが貼ってあったので既存の袋入りグラスウールをそのまま残し、その上から新規の断熱材を吹き込んで断熱欠損を無くし、断熱厚を稼ぐことに。

あらかじめ天井換気扇や吹込み断熱材不可のダウンライト用にボックスを作成して機械類を保護します。換気扇のボックスの上部はプラスチック系の断熱材で蓋をつくり断熱欠損を防止。

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これを天井裏に持ち込んで設置。

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その後、空洞になっていた壁の上部を袋入り断熱材を加工して塞いでいきます。これで壁内からの気流を止め、なおかつ吹込み断熱材が壁の内部に落ちないようにします。体勢つらし。

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吹き込む断熱材は既存建物の負担にならないように比較的重量が軽いグラスウールの13kを選択。熱貫流率は少し落ちますが、ロックウールやセルロースファイバーの約半分の重量です。
沈下も考慮して吹き込めるぎりぎりまで施工して終了。

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by takakoun | 2024-04-12 16:16 | リフォーム | Trackback | Comments(0)
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