素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
土台を敷いていく:基礎パッキン

土台を敷いていく:基礎パッキン_c0091593_22133157.jpgまず、土間断熱部分にメッシュ鉄筋を入れたコンクリートを打設していきます。


土台を敷いていく:基礎パッキン_c0091593_22124385.jpg基礎工事の次は、土台を基礎の上に置いていきます。

土台をセットする前に、レベルで水平の墨だしをしてあります。


土台を敷いていく:基礎パッキン_c0091593_22135373.jpg今回は、基礎パッキン工法を採用しております。


メリットとしては、

  • 基礎に換気口を設けなくてもよいため、基礎の強度を一定にできる。

  • 基礎に換気口を設けた場合(公庫基準)よりも、通風量が多い。

  •  (公庫基準では、4m以内に300c㎡の面積の換気口を設けることとなっています。例えば1m間隔で、パッキンを置いたと仮定すると、(400-4*20)*2=640c㎡となり、単純な面積比較では2倍以上になります。)

  • 基礎(コンクリート)と、土台(木)が直接、接触しない。

  • 家の周りに雪が積もっても、換気口が隠れにくい。


等があげられます。

 今回は基礎の精度が高かったので、ほとんどスペーサー(土台を水平にするために、基礎パッキンの高さを調節する板)を使わずに水平をとることができました。基礎やさん、ありがとうございます。


高幸建築事務所

by takakoun | 2006-10-04 22:23 | 工事進行中 | Trackback | Comments(0)
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