素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
建築の単位:尺、寸、分、厘
 工事中、ところどころで水平をとる場面がでてきます。

建築の単位:尺、寸、分、厘_c0091593_21241715.jpgそんなとき、よく使うのがこれ。

レベルと呼ばれるものです。


使い方は簡単。

覗くとレンズにラインが書いてあり、そのラインに合わせて水平をとる目標に、マーキングしていくというのが基本的な使い方。

私は、よく覗く役目をします。そして相方が大工のSさん。

  私「2mm上!」 と言うと

  Sさん「・・・・・」 固まります。

大工のSさん、メートル単位は苦手のもよう。

大工さんの世界の長さの単位は、尺、寸、分、厘で呼び合うことがほとんどです。

1尺(いっしゃく)は30.3cm、1寸(いっすん)は3.03cm、1分(いちぶ)は3.03mm、1厘(いちりん)は0.303mmとなっております。

ですから、2mmは、約7厘ということになり、使っている道具(巻尺、さしがね等)も基本的には尺単位で目盛がふってあります。

逆に、私は分とかで言われると、とっさに感覚がつかめません。

最近ではいっこうに直さない私に慣れて、メートル単位でもSさん、固まらなくなってきました。


高幸建築事務所

by takakoun | 2006-10-16 21:47 | 工事進行中 | Trackback | Comments(2)
Commented by 新潟米 at 2006-10-17 16:35 x
難しすぎて私にはさっぱりわかりません^^;
Commented by takakoun at 2006-10-17 21:38
文章がへたですから、難しく思えるのかもしれませんね。実際やってみるとそうでもありません。言葉の壁がなければ・・・・
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