素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
ボード気密工法:透湿性の実験
 N様邸工事途中レポートです。


c0091593_21483975.jpg外壁下地材としてボードを貼っていきます。

今日はエア釘打機をずっと使って、まだ腕がしびれています。

最後には壊れてしまいましたが・・・


c0091593_21492552.jpgボード気密工法を採用しましたので、ボードと軸組材がとりあう所にパッキンを入れて気密化をしていきます。


 ボード気密工法とは、主に、外壁下地材(合板など)を気密ラインとして利用していく工法になります。


c0091593_21521838.jpg外壁下地材として使うのはダイライト


 ダイライトとは、無機質系面材で、特に透湿性に優れ、壁体内結露を防ぐにはもってこいです。

データでは、合板より約3倍透湿性があるとのこと。




 と、いうわけで本当に透湿性に優れているか実験開始。


c0091593_2157418.jpgまずは、ダイライト、同じ厚みの合板、茶碗2個、透明なグラス2個、少々の熱湯を用意します。


c0091593_21584096.jpg写真のように茶碗に熱湯を注ぎ、ボードをかぶせ、その上に透明なグラスを載せます。


c0091593_2223084.jpg1分後、あまり変化はありません。


c0091593_2225956.jpg2分後、写真ではわかりにくいかもしれませんが、右(ダイライト)のグラスが、はっきりわかるほど曇ってきました。


c0091593_224554.jpg3分後、右(ダイライト)の方はますます曇り、左(合板)の方も曇り始めます。


・・・・・・略・・・・・・

c0091593_225164.jpg10分後、見た目にはどちらも同じくらい曇って終了です。

しかし、グラスの底を良く見ると、ダイライトの方には水滴が合板より、軽く2倍以上は残っています。


やはりデータは正しいようです。

 合板の透湿性が悪いわけではないのですが、より、ダイライトの方が透湿性に優れているので、あとはコストとの兼ね合いでしょう。

ただし、OSB(木材のチップを圧縮成型したもの)は透湿性が良くないので注意が必要です。

おまけ。

c0091593_2214423.jpg実験終了した後のボードについた水滴の変化


c0091593_22153487.jpg10分後、手で触ると、合板の方はまだしっとりした感がありますが、ダイライトの方はさらっとしてほとんど乾いたようでした。



高幸建築事務所

by takakoun | 2006-10-19 22:24 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
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