素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
床工事:床の気密処理
 床工事の続きです。

床工事:床の気密処理_c0091593_21223878.jpg床下地合板を貼りおえたら、継目を気密処理していきます。



しばらく2階へ上がっていた大工さんが、

「洋間なのに和室になってる。」

と騒いでます。



床工事:床の気密処理_c0091593_21231486.jpg柱と床のとりあい部分の気密処理



床工事:床の気密処理_c0091593_2123368.jpg床を貫通する配管類の気密処理



床工事:床の気密処理_c0091593_21235591.jpg気流止めも兼ねて、壁の中も床先行で工事を進めます。


気流止めとは、壁の中が空気の通り道にならないように防ぐもの。

通常の在来工法だと、壁の中を空気が通り抜ける構造となっているため、断熱性が損なわれることになります。

空気が熱を奪いながら通り抜けていくのです。

断熱材の"表面"の通気は必要だが、断熱材の"中"を空気が通ると、断熱材の効果がでなくなるので注意が必要。


高幸建築事務所

by takakoun | 2006-11-03 21:49 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
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