素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
壁断熱最終チェック:気密コンセントカバー
 壁に充填した断熱材の最終チェックを行っていきます。

最終チェックは、

  • 隙間なく入れられているか?

  • コンセント部分は?

  • 配線、配管部分は?

  • 室内側に隙間がないか?


等を確認して、手直ししていきます。

これだけでも丸一日以上かかる作業。

壁断熱最終チェック:気密コンセントカバー_c0091593_2143133.jpg隙間なく充填された断熱材


柱は全て4寸角を使っていますので、120mmの高性能グラスウール16Kを入れていきます。

高性能グラスウール16Kで120mmの厚さの場合、熱抵抗値は3.2㎡K/Wなので、

押出法ポリスチレンフォーム3種bに換算すると約90mm分に相当します。

外断熱で一般的に使われる厚みは50mmなので、断熱材の性能だけで比較すると約1.8倍あることになります。

壁断熱最終チェック:気密コンセントカバー_c0091593_2145270.jpg胴縁、受け材があるところは、断熱材に切れ目を入れて内側に隙間ができないよう施工。



壁断熱最終チェック:気密コンセントカバー_c0091593_2154525.jpg外壁にあるコンセント(断熱材が入っている所)には、防湿のために気密コンセントカバーをセット。


気密コンセントカバーとは、コンセントボックスの隙間からの湿気や、漏気を、壁体内に入れないようにするものです。

壁断熱最終チェック:気密コンセントカバー_c0091593_2151634.jpg気密コンセントカバー



高幸建築事務所

by takakoun | 2006-11-06 21:36 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
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