素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
Low-e複層ガラスの種類
 サッシだけではなく、ガラスの種類にもいろいろあります。

ペア(複層)ガラス、トリプルガラス、Low-E(低放射)複層ガラス、ガス入り複層ガラス等々。


そのうち、Low-E複層ガラスと一口にいっても、金属膜の種類、コーティングの場所の違いにより、2種類あります。(メーカーにもよりますが。)


Low-e複層ガラスの種類_c0091593_227996.jpg一つ目は、高断熱タイプのLow-E複層ガラス。

これは、基本的には室内の熱を逃がしにくくするためのガラス。


Low-e複層ガラスの種類_c0091593_2283769.jpg二つ目は、遮熱タイプのLow-E複層ガラス。

これは、基本的には、日射熱を遮る効果が強いガラス。


写真を見てもわかるように、見た目はほとんど変わりませんし、ステッカーが貼っていなかったら判別がつきません。

一般的には、どちらを採用しても、金額は変わらないことが多いので、プラン、方位、庇の有無、敷地条件等により、一棟の家の中でも場所によって使い分けていくといいでしょう。


高幸建築事務所

by takakoun | 2006-11-27 22:27 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
<< 配管部気密処理 高断熱高気密床... リビング階段:ストリップ階段 >>