素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
外装材:ウェスタンレッドシダーの外壁
 外装材に使うウェスタンレッドシダーがきました。

外装材:ウェスタンレッドシダーの外壁_c0091593_2154741.jpg


ウェスタンレッドシダーとは、米"杉"とも呼ばれていますが、ヒノキ科になります。

しっかりとした梱包を解いて、一枚一枚、検品していき、

反り、割れ、節などをチェックし、補修したり、取り除いたりしていきます。


外装材:ウェスタンレッドシダーの外壁_c0091593_21542977.jpg長さの違う乱尺です。


写真ではわかりにくいですが、表裏で仕上が異なっています。


外装材:ウェスタンレッドシダーの外壁_c0091593_220334.jpgつるつるのプレーナー面(滑面)


外装材:ウェスタンレッドシダーの外壁_c0091593_2202182.jpgざらざらの粗面



この外装材、どちらを表側(仕上面)として使うと思いますか?


こんな質問を周りの人にしてみたら、大抵、質問の”裏”を読んで、

「粗面」と答えます。



そのとおりです。

滑面と比べると、見た目はいまいちかもしれませんが、屋外に使う場合、塗装の浸透性、木材の通気性を考えて粗い方を表にして使ったほうが、長持ちします。

(室内に使う場合は、プレーナー面を表にします。)



高幸建築事務所

by takakoun | 2006-12-07 22:18 | 自然素材 | Trackback | Comments(0)
<< 外装材:ウェスタンレッドシダー... 地域の違い:信号機の向き >>