小さくても大きな家 in 新潟:日射対策
2022-03-15T22:02:02+09:00
takakoun
タカハシ建築事務所のブログ
Excite Blog
新潟市の夏の日射の当たり方の事例3 9月中旬 南側要注意
http://takakoun.exblog.jp/32241035/
2021-07-26T16:22:00+09:00
2022-03-15T22:00:50+09:00
2021-07-26T16:26:20+09:00
takakoun
日射対策
前回、前々回と7月と8月の日射の当たり方の事例を見ていきましたが、今回は残暑の頃を見ていきます。
条件は前回、前々回と同じ
日付だけ最高気温が28度以上を保ち続け、暑さが残る9月10日にしています。
東西の日射時間は変わらず、北面はほとんど当たらなくなりました。
その代わり、南面の腰窓も日射にさらされるようになり、庇では直射日光は防げなくなっているのがわかります。
この家の事例の場合、この3回のシミュレーションを通して暑い時期を8月10日を中心に前半と後半に分けて考えると、前半は北側、後半は南側中心に対策を行ったほうがいい、ということになります。
これはどの家にも言えることですが、暑い時期、と一括りに言ってもその時期によって日射の入り方がずいぶんと異なるので、その時に応じて対策する方向を考えなければなりません。
特に南側は窓も大きいケースが多いだろうから重要です。
もし対策できないのなら、新潟は冬の日射取得は期待できないので日射取得のためだけにやみくもに窓を大きくすることはしない、ということも検討したほうがいいかもしれません。
具体的な対策としては窓の外で行う方法(外付ブラインド、すだれ(下写真)、グリーンカーテン、オーニング)が効果が大きいので、できれば設計時に考えておいたほうがいいでしょう。
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新潟市の夏の日射の当たり方の事例2 8月中旬
http://takakoun.exblog.jp/32227299/
2021-07-16T10:36:00+09:00
2022-03-15T22:00:37+09:00
2021-07-16T17:09:58+09:00
takakoun
日射対策
前回、日射の当たり方の事例として7月14日のパターンを見ていきましたが、今回は暑さ真っ只中の8月10日を見ていきます。
条件は以前と同じ
建築地は新潟市
方位は東へ6度振れているだけであり、大きな窓はほぼ真南に面している恵まれた敷地です。
シミュレーションをしている日だけ、8月10日に変えています。
7月14日と比べると南側へのウェイトが高くなってきていますが、なんとか屋根の庇である程度は防げそうです。
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新潟市の夏の日射の当たり方の事例1 7月中旬 北側要注意
http://takakoun.exblog.jp/32219002/
2021-07-10T14:38:00+09:00
2022-03-15T22:02:02+09:00
2021-07-10T14:51:49+09:00
takakoun
日射対策
夏、どのように建物や窓に日射が当たるのかのシミュレーションを行い、動画を作ってみました。
ここで言う日射は直達日射(いわゆる直射日光)を指しています。
条件として
建築地は新潟市
方位は東へ6度振れているだけであり、大きな窓はほぼ真南に面している恵まれた敷地です。
シミュレーションしている日は新潟市で例年、コンスタントに最高気温が28度を超えてくる7月14日になります。
隣地の建物のみ実際の場所と大きさをイメージして配置し、それ以上離れた建物や障害物は35m程離れた2階建て程度の高さ6mの壁で、ぐるりと隙間なく囲んで影響を考慮しています。
少し小さくて見辛いですが、日付や時刻は動画の右下にあります。
動画では平屋でしたが、もし2階建てだった場合、南面以外の方位では2階の窓には日射が当たる時間が30分程度長くなります。
特に注意して見てもらいたのは北側の窓。
この建物の場合、7月14日の日射が当たる時間だけを見ていくと、東面5時間、西面4時間10分、南面4時間に対して北面4時間10分と他の方位と同程度の時間が当たっており、日射の角度なども考慮すると南側よりも影響が大きいくらいではないでしょうか。
暑い時期の北側は思ったよりも日射が当たる、とうことになります。
西や東にばかり目がいってしまいますが、北側も立地(北側に隣家がなかったり、北道路などの場合)によっては日射対策を行った方がよいでしょう。
ちなみに、動画の最後にあるように、冬(シミュレーション上は3月)の北面は日射が当たることはないため、北側の窓ガラスは日射取得型ではなく日射遮蔽型一択、ということがわかります。
新潟市の7月の日射(直達日射)の当たり方を見てきました。
もうひとつ注意点があります。
たとえ日陰であったとしても、かなり多くの熱が天空日射(大気で乱反射してくる日射)として入ってきます。
天空日射による影響の方が直射日光よりも大きい場合もあるほどなので、日射が当たらない場所でも対策したほうがベターです。
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新潟市秋葉区 テラス 日射遮熱
http://takakoun.exblog.jp/30400593/
2019-08-10T16:53:00+09:00
2020-01-05T11:58:38+09:00
2019-08-10T16:53:26+09:00
takakoun
日射対策
洗濯物を干す場所と夏の日射遮熱を兼ねて南側にテラス屋根(庇)を造っていきます。
冬季の日射取得が少なくなるデメリットがありますが、新潟は冬季の日射量がものすごく少ないので、それを考慮すると夏季の日射遮蔽を重視した方が良いのでは、と個人的には思っています。
当社ではこのテラス屋根、設計に取り入れる率が比較的高めです。
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3Dモデル
http://takakoun.exblog.jp/29838551/
2018-11-08T16:57:00+09:00
2020-01-05T12:18:43+09:00
2018-11-08T16:57:23+09:00
takakoun
日射対策
最近は3Dモデルを作成し、影の落ち方などを確認しています。
自分でもわかりやすいし、建て主さんにも説明しやすい。
一石数鳥のように思えますが、懲りすぎると時間の際限がなくなるのでなるべくシンプルに、建物の形状、ボリューム、日影の落ち方などが確認できるようなレベルで作成するようにしています。
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新潟市 日射対策 日射遮蔽
http://takakoun.exblog.jp/29604587/
2018-07-11T18:22:00+09:00
2018-07-14T16:31:30+09:00
2018-06-29T16:50:03+09:00
takakoun
日射対策
これは去年の夏に撮ったOBの写真です。
このように日射対策としてすだれをお勧めすることが多く、説明し、設計し、造っているつもりですが、実際にすだれを付けて頂くと非常にうれしい気持ちですね。
では、日射熱、日射熱と言っていますが、窓からどの程度の熱が入ってくるのでしょうか。
南面の窓1m2あたり、300Wの日射熱が入ってくると仮定します。
この家の場合、2階南面の窓1ヶ所あたり約2m2あり、2つあるので
300W×2m2×2=1,200W
ガラスにも日射を反射する効果があるので0.6(Low-Eガラスの日射熱取得率、ガラスにより違います。)を掛けると、
1,200W×0.6=720Wです。
売れ筋の電気ヒーターが400~800Wなので南側の2階2ヶ所の窓”だけ”で、電気ヒーターが真夏でもついている、ということになります。日射を遮るガラス、といってもこの程度が限界になってきます。
この窓にレースカーテンだけある、と仮定すると、
720W×0.7=504Wです。若干減りましたが、さほど大きく変わりません。
すだれを窓の外側につけると、
720W×0.3=216Wです。7割減るわけですからずいぶん変わりました。
レースカーテンとすだれを併用すれば
720W×0.7×0.3=151.2W と、当初に比べて日射熱が8割減まできました。これで冷房効率、相当違います。
すだれ効果、大きいですね。しかも取り付けられるようにさえなっていれば、なによりコストがかからず(1枚数百円)、基本使い捨てなのでメンテナンスや保管場所もいらず、手間もかかりにくい方法です。これがおすすめする一番の理由です。
これは南側の窓のみの計算で、東西面に直射日光があたる場合は、南側より日射熱が入ってくるのが予想されるので、対策がより必要になります。
(下線部データは「自立循環型住宅への設計ガイドライン」より引用してます。)
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新潟市 日射熱
http://takakoun.exblog.jp/29612161/
2018-07-03T17:44:00+09:00
2018-07-03T17:44:21+09:00
2018-07-03T17:02:01+09:00
takakoun
日射対策
当社事務所がある新潟市秋葉区では、昨日、気温35度超えました。猛暑日です。
新潟でもっとも暑い場所のひとつとして認知されてきたように思います。(前から?)背面に山があるからなのでしょうか、暑い原因がいまいちわかりません。
さて、今の時期の太陽高度は一年で最も高いので(南中時で約75℃)、南側の窓の日射熱対策として深い軒や庇があれば、ある程度は防ぐことができます。
それでも熱い時間帯(昨日は2時頃)には太陽が落ち始め(約60℃)、その後4時くらいまでは南面に日射があたるので(その頃で約40℃、以降は真横から西面にあたる)、角度が低くなった日射は庇だけでは防ぎきれなくなってくる場合も多くなるので、他になんらかの対策が必要になってきます。
今年の夏は長そうです。
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新潟市 日射対策 簾 すだれ
http://takakoun.exblog.jp/24941422/
2015-11-15T17:06:00+09:00
2020-06-16T14:23:40+09:00
2015-11-15T15:55:58+09:00
takakoun
日射対策
ふとん掛けとして使われている手摺を南側の窓下につけました。
このお家での主な目的は意匠、そして日射対策です。
窓上部にはスダレを掛けられるように小さな庇を設け、スダレ下部を固定できるようにさきほどの手摺を設けています。
日射対策というと東西面の窓が言われますが、このお家の場合、南道路の敷地で、東西面は住宅が込み合っているため主な日射対策は南側になります。
なぜスダレかというと、南側に屋根庇はあるのですが、桁上断熱のため庇の位置が窓の比較的上部にある事、そして夏季の朝夕の低い日射でも防げるようにするためです。
スダレをかける事によって冷房費の削減、なにより窓からの熱い輻射熱を防ぐことができますので、おすすめさせて頂いていることが多いです。]]>
ピュアミニキッチン
http://takakoun.exblog.jp/22021382/
2014-04-18T17:26:00+09:00
2020-06-16T14:38:33+09:00
2014-04-18T17:26:25+09:00
takakoun
日射対策
これはお嬢さんにご依頼されて作成した子供用ミニキッチン。
すべて無垢材で作って塗装も無し。
後ろにあるのが事務所に展示してあるもの。
基本的に同じ材料で作っているのですが、後ろのものは日に焼けてずいぶん色が濃くなっているのがわかりますね。
これは外壁メーカーから送られてきたCO2固定証明書。
外構はまだですが外観。
軒が深く、また建物の高さも抑えています。
ちなみに窓の下両脇の木下地は日射対策用のスダレを掛けた時のフック用。
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日射遮蔽は屋外で行うと効果的です
http://takakoun.exblog.jp/20512806/
2013-07-17T17:26:00+09:00
2018-06-29T16:54:47+09:00
2013-07-17T11:39:48+09:00
takakoun
日射対策
噂では今年の暑さは尋常じゃないとか。今から憂鬱になってきます。
いろいろな暑さ対策があると思いますが一番に考えたいのが窓の日射遮蔽。これは通風するにしても空調をかけるにしても室内環境がかなり変わってくるのでおすすめ。
そして日射を遮蔽する場合、窓の室内側よりも窓の外側で行う方が圧倒的に効果があります。
どのくらいかと言うことで、「自立循環型住宅への設計ガイドライン」に表があるので見ていきます。
この表は、まったく日射対策をしていない窓を基準(1.00)とし、それぞれの場合の日射遮蔽の効果を表しています。
室内と室外の効果を単純に比べたいので、ブラインドを見ていくと、
室内側にブラインドをした場合は約4割カットの0.57。
対して室外側にブラインドをした場合は、約8割カットの0.22。
ということで、ざっくりですが屋外側にブラインドを設置した場合は、屋内側と比べても約3倍の効果があるということがわかります。
よく見ると障子も意外と日射遮蔽効果、ありますね。
過去参考記事
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日射遮蔽②
http://takakoun.exblog.jp/12534312/
2009-10-05T18:06:00+09:00
2018-06-29T16:54:32+09:00
2009-10-05T18:06:13+09:00
takakoun
日射対策
他にも屋外で日射対策を行うには、
写真のようなキャンバス、遮光ネット、つる植物、植樹、ブラインド、すだれ、
などの方法もあります。
いずれにしても窓の内側ではなく、窓の外側で日射対策を行うと
劇的に夏の室内環境は変わってくるのがわかります。]]>
日射対策②
http://takakoun.exblog.jp/11874471/
2009-07-03T21:58:00+09:00
2018-06-29T16:54:15+09:00
2009-07-03T21:58:18+09:00
takakoun
日射対策
庇がきかない東と西の窓にはすだれを。
外観もなかなかだと思うのです。
ワンシーズンしかもたないでしょうが、
このサイズでひとつ150円くらい。
全部つけてもワンシーズン1000円ちょっとで済む計算。
多少風があると、ばたばたするので
動きにくいように、上下をとめるように工夫する。
内側からみたところ。
すだれをつけながらでも
窓を開けて通風できるように内倒し窓にしている。
外からも見えづらく、カーテンがなくても気にならない。]]>
日射対策①
http://takakoun.exblog.jp/11861559/
2009-07-01T21:34:00+09:00
2018-06-29T16:54:01+09:00
2009-07-01T21:34:35+09:00
takakoun
日射対策
太陽光からさんさんとふりそそぐ日射対策として
2階の窓上は屋根庇を伸ばしていき、
1階の大きな掃き出し窓の上には
柱を建てて長めに庇をだしてます。
これだけでもずいぶん室内環境は変わってくるでしょう。
図面上で太陽高度を検討し、冬場の日射は室内へ。]]>
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