素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
カテゴリ:高断熱高気密( 274 )

新潟市江南区 床下エアコン 熱画像 熱カメラ
完成した後もやらなければならない事のひとつ、熱画像の撮影。
これは必須の項目というより、私自身が確認や実験をしたいというだけのことですが、大事な仕事の延長線上にあります。

撮影日は3月21日なので、暖房は必要ですがそれほど寒くはない日でした。
床下エアコンを稼働させて数時間、といったレベルなので、壁面等は温まっていません。

また、熱画像を見る際の注意点として、
主に空気(暖気)の流れを見ていくので熱画像の色は補正していません。(補正すると全体的に同じ色合いになってわかりづらくなってしまうため)画像上、青く寒そうに見えている部分でも20度を超えている場合が多いです。


床下エアコン稼働状況

新潟市江南区 床下エアコン 熱画像 熱カメラ_c0091593_14580575.jpg


床のガラリからの暖気吹き出し状況。

新潟市江南区 床下エアコン 熱画像 熱カメラ_c0091593_14580543.jpg


さらにその上が吹き抜けになっており、その上部についている窓の周辺。点検用通路の周辺をよく見ると、ここまで暖気が来ているのがわかります。床下エアコン+床のガラリが窓からの冷気対策として有効なのがわかります。

新潟市江南区 床下エアコン 熱画像 熱カメラ_c0091593_14580571.jpg


熱画像で撮影しているのはこの吹き抜け部分です。

新潟市江南区 床下エアコン 熱画像 熱カメラ_c0091593_15061910.jpg


さらに点検用通路部分だけを撮影。窓がさほど冷えていないせいか、暖気がかなり上の方まで来ているのがわかります。

新潟市江南区 床下エアコン 熱画像 熱カメラ_c0091593_14580563.jpg



※この家の施工事例はこちらへ。



by takakoun | 2020-06-10 15:32 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市江南区 気密測定
完成した後もやらなければならない事のひとつ、気密測定。これは私がやるわけではありませんが。

新潟市江南区 気密測定_c0091593_14561023.jpg


レンジフードも目張り無し。測定者によっては他で恒常的にやっているのか、目張りを当たり前のようにする人もいるので注意が必要。住んでいる状態と同じ状態で測定するのが基本だと思っています。

新潟市江南区 気密測定_c0091593_14561089.jpg


今までもきちんと高い気密性能はでていますが今回は特に良い。0.11cm2/m2という超高気密。

新潟市江南区 気密測定_c0091593_14554078.jpg


建物自体の作り方、仕様はいつもと同様なので、おそらく引き違いサッシが1個所もなかったからだと思う。
実際、引き違いサッシは気密測定中、手をかざすと感じる程度には外気が入ってきます。

ただ、家全体の気密をきちんととることができれば、使い勝手などで引き違いサッシを選ぶのもありだと思います。その場合、取り付ける場所を選んで冷気対策をしたほうがいいでしょう。

花粉症などのアレルギーがひどい場合などは他の気密がとりやすいサッシの方が無難です。

※この家の施工事例はこちらへ。




by takakoun | 2020-05-27 15:44 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市江南区 玄関ドア
玄関ドアは高断熱仕様の木製スウェーデンドア。サッシ同様とても重いです。取付場所の足場が良いのが救いか。

新潟市江南区 玄関ドア_c0091593_14061921.jpg


玄関ドア上部につける明かり取り用のトップライト。ここもガラスはトリプルです。

新潟市江南区 玄関ドア_c0091593_14061935.jpg


外壁下地を先行したのでまるで解剖しているかのような取付風景。

新潟市江南区 玄関ドア_c0091593_14061882.jpg


※この家をHPに施工事例として追加しました。


by takakoun | 2020-04-02 14:05 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市江南区 壁断熱
屋根断熱の施工が終わったら引き続き、壁にも付加断熱(外断熱)に加えて内側へ断熱材を充填していきます。
今回も壁のトータルの断熱厚みは225mm。
厚くすることで家から熱が逃げるのを抑えて光熱費を下げ、また、壁の表面温度を室内に近づけられるので快適度を上げることができます。


新潟市江南区 壁断熱_c0091593_20541361.jpg


断熱材の充填が終わったら室内側を防湿シートで覆って壁体内結露の防止。

新潟市江南区 壁断熱_c0091593_20541227.jpg


2階は屋根の防湿シートと連続させていきます。

新潟市江南区 壁断熱_c0091593_20541247.jpg


冬の朝方の日射角度は低く、奥まで日が入るのがわかります。

新潟市江南区 壁断熱_c0091593_20541250.jpg


※完成見学会を予定しています。くわしくはこちらへ。


by takakoun | 2020-03-18 21:15 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市江南区 屋根断熱
屋根の付加断熱(過去記事)の下側へ2層目の断熱材を充填していきます。

新潟市江南区 屋根断熱_c0091593_13592941.jpg
新潟市江南区 屋根断熱_c0091593_13590455.jpg


さらにその下へ3層目。付加断熱材と併せると断熱材だけで高性能グラスウール345mm。

新潟市江南区 屋根断熱_c0091593_13591174.jpg
新潟市江南区 屋根断熱_c0091593_13592355.jpg


断熱材の充填が終わったら室内の湿気を屋根部分へ入れないように防湿シートを貼っていきます。

新潟市江南区 屋根断熱_c0091593_13595680.jpg
新潟市江南区 屋根断熱_c0091593_13595676.jpg


よく天井裏に袋入りのグラスウールを乗っけて終わり、という場合がありますが、たとえ2層3層に重ねて断熱材の厚みを確保しているように見えても、袋入りグラスウールの場合、隙間を無くすことが困難なので入れた厚み分の性能を発揮することは難しいでしょう。
また、防湿シートを連続させることも不可能なので小屋裏への湿気流入を妨げることができず、耐久性にも影響するはずです。

その施工方法で高気密高断熱をうたっている会社は、あまり断熱に関心が無いけど時代の流れで言わざるを得なくなっている可能性が高いので、住宅性能そのものを疑った方がいいと思います。

※完成見学会を予定しています。くわしくはこちらへ。



by takakoun | 2020-03-08 14:33 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市江南区 外断熱 付加断熱
またもや外壁は200mmオーバーの断熱材を施工します。

外壁外側に付加する断熱材だけで105mm。トータルで235mm。

新潟市江南区 外断熱 付加断熱_c0091593_14190726.jpg


どんどん充填していきます。手間がかかりますがこういった所は後から改修しようと思っても大きなコストがかかってしまうので手間を惜しまず施工していきます。

新潟市江南区 外断熱 付加断熱_c0091593_14190746.jpg


断熱材充填完了。

新潟市江南区 外断熱 付加断熱_c0091593_14190821.jpg
新潟市江南区 外断熱 付加断熱_c0091593_14190862.jpg


表面積の大きな壁の断熱性を上げることにより、家から逃げる暖房冷房エネルギーを減らし、より少ないエネルギーで家全体をなるべく均一な温度に近づけ、また壁の表面温度を室内温度に近づけることによって快適度を上げられます。
しかも、設備機器とは違い、家が建っている間ずっと機能してくれる優れものになります。


※この現場にご案内できます。詳しくはこちらをご覧ください。




by takakoun | 2020-02-16 14:33 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市江南区 サッシ取付 樹脂サッシ トリプルガラス
構造体がある程度進んだらサッシ搬入、取付へ。

新潟市江南区 サッシ取付 樹脂サッシ トリプルガラス_c0091593_14122900.jpg


サッシは樹脂サッシトリプルガラス。

新潟市江南区 サッシ取付 樹脂サッシ トリプルガラス_c0091593_14122815.jpg


今回一番苦労したのがこのサッシ。いわゆるドレーキップ窓。真ん中のフィックスガラスが入ってないにもかかわらず重量約65kg。

新潟市江南区 サッシ取付 樹脂サッシ トリプルガラス_c0091593_14122984.jpg

最初の取付の時、手首が痛く(過去記事)、降雨もあって、危険を感じて取付を延期。
ただ持てばいいというわけではなく、いったん持ったらへたにその辺に置けず、足場の上などの体勢が悪い中で、かつ、ぶつけないように運搬、パッキン等に注意しながら取り付けなければならない。けっこう難儀です。

これは引違窓ではなくスライディング窓。トリプルガラスで重いはずなのに驚くほど軽く開閉します。ハンドルが大きいため、内障子を付ける場合には注意が必要。

新潟市江南区 サッシ取付 樹脂サッシ トリプルガラス_c0091593_14122862.jpg


今回、サッシ取付ビスはきっかりしか同梱されておらず、足りない窓もありました。
サッシメーカーさんにお願いがあります。
サッシを取り付けるのは屋外で足場が悪い場合も、暗い場合も、雨の場合も、風が強い場合もあります。ビスを誤って落として紛失することもあるので探していると作業効率が落ちます。ぜひ予備のビスの同梱をお願いしたい。

※この現場にご案内できます。詳しくはこちらをご覧ください。



by takakoun | 2020-02-09 15:02 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市江南区 屋根通気層
透湿防水シートの施工が終わったら、屋根の耐久性を高めるための通気層を作る作業へ。

シートの上に通気用の胴縁を施工して空間を確保していきます。

新潟市江南区 屋根通気層_c0091593_14555445.jpg


途中雨が降ってきましたがシートの施工が完了しているので安心感があります。

新潟市江南区 屋根通気層_c0091593_14555471.jpg


通気胴縁の上に屋根下地合板を貼って通気層(空気が通る空間)を確保していくことで湿気の排出を促し、建物の耐久性を高めます。

新潟市江南区 屋根通気層_c0091593_14555442.jpg


※この現場にご案内できます。詳しくはこちらをご覧ください。




by takakoun | 2020-01-26 15:16 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市江南区 屋根外断熱(屋根付加断熱)
斜めの場所で、かつ、常に中腰での作業がまだまだ続きます。

垂木の間に断熱材(高性能グラスウール)を充填していきます。

新潟市江南区 屋根外断熱(屋根付加断熱)_c0091593_15091637.jpg


これは外壁で言えば外断熱(付加断熱)に相当する部分。後から屋根の内側にも断熱材を入れるので断熱材の厚みだけでトータル345mm。

新潟市江南区 屋根外断熱(屋根付加断熱)_c0091593_15091675.jpg


断熱材の施工完了。

新潟市江南区 屋根外断熱(屋根付加断熱)_c0091593_16260283.jpg


続いて断熱材の上に透湿防水シートを貼っていきます。これがきつい。断熱材があるので足を乗っける場所がほとんど無くなり、おまけにシートの上は滑るのできちんとした足場が確保できない。しかも今回はいつもより勾配がきつくてきつい。
自分で設計したくせに、実際施工するとなると二度とやりたくないと思ってしまいますが、きっとまたやるのでしょう。

新潟市江南区 屋根外断熱(屋根付加断熱)_c0091593_15091612.jpg

写真拡大すると・・・大工さん裸足

新潟市江南区 屋根外断熱(屋根付加断熱)_c0091593_15091601.jpg


シートの施工完了。

新潟市江南区 屋根外断熱(屋根付加断熱)_c0091593_15091643.jpg


この透湿防水シート、主な目的がグラスウール断熱材への防風層(繊維系断熱材の中に外気を入れないようにする)なので縦貼りが基本。
雨仕舞を優先すると横貼りの方がいいのでしょうが、たくさんのシートの継目が外気に露出するので防風層としての役割が半減してしまいます。かといって継目全てにきちんとテープを貼るのは非常に困難。

※施工時は真冬ではありません。
※この現場にご案内できます。詳しくはこちらをご覧ください。




by takakoun | 2020-01-19 15:33 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市秋葉区 無暖房時の室内温度

建物が完成して引き渡すまでの間、いつも何らかの測定を行うことが多いのですが、今回は暖房などの空調を入れて効果を見るには半端な時期なのでどうしようと考えてました。

大工さんとの雑談で、「最近、夜すごく寒くなってきて布団で丸まっている。」と言っていたのを思い出し、暖房をつけるには少し早いこの時期、無暖房の状態での高断熱住宅の室内温度を測定してみました。


測定期間は11月5日から8日まで。
立地は新潟市秋葉区。
天候は概ね晴れ。
暖房は完全にOFF。
24時間換気もOFFで換気による熱損失は無いが、そのかわり無人なので生活上の内部発熱もゼロ。(プラマイするととんとんに近いと考える)


室内温度計は日射が入りやすい2階ではなく1階、かつ日射が当たらない場所(床下エアコン上部ですが、エアコンはOFFのため暖房の影響は受けません。)にセット。
新潟市秋葉区 無暖房時の室内温度_c0091593_10095872.jpg


屋外温度計は南側のエアコン室外機の影。
新潟市秋葉区 無暖房時の室内温度_c0091593_10100500.jpg


測定結果のグラフ。赤が室内温度。青が屋外温度。
新潟市秋葉区 無暖房時の室内温度_c0091593_10015829.png

青線の屋外温度は上下の振れが大きい(寒暖差が激しい)。特に7日は最低6.5℃、最高18℃と約12度近い温度差(気象情報では最低3.8℃、最高18.3度と約15℃近い温度差)。
赤線の屋内温度は17℃~19℃で、2度の温度差。

室温は日射がない夜間でも屋外の温度にさほど引きずられずに一定を保ち、設備に頼らない躯体の基本性能(断熱性能)の高さがよく分かると思います。(建物の断熱性能はこちら参照)


2階の温度は測っていないのですが、日射がよく入るので日中の室温はもう少し上だったかもしれません。
新潟市秋葉区 無暖房時の室内温度_c0091593_10100584.jpg




by takakoun | 2019-11-17 16:26 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)