素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
カテゴリ:住宅メーカー( 5 )

土地問題

土地から探してくれということでいろいろあたっていると
ふとハウスメーカー時代の事を思い出す。

東京のハウスメーカーにいた頃、ほとんどが建替の案件だったのだが、
土地自体の問題がチラホラとあり、それをクリアしなければ話は進まないことになる。

一番多かった問題が、原則として建物を建てるには道路に2メートル以上、
土地がくっついてないといけないのだが、
意外とこれを満たさない土地が多かった。乱雑にミニ開発された結果なのだろうか。
隣から借地などできればいいのだろうが、
やはり隣もおんなじ状況だから到底無理なケースがほとんど。

そして次に多かったのが、土地は”道路”にくっついていないといけないのだが、
その道路が基準を満たさないというケース。
道路としての”形態”はあるが法的な道路じゃなく、家が建てられない。


ある一例。
ある日のこと、行き止まり道路に家が立ち並ぶ一画に、
土地をもっている方が相談にこられた。
調べてみると、その道路(通路)は基準を満たさなく家が建たないことがわかる。
その事を話すと、思い出したように、
「そういえば、隣の家はシートで見えないように囲み、あっというまに家を造っていた。」
おそらく無許可で工事を行っていたのだろう。
さすがにそれはできないため、相当大変だった記憶があるが、
なんとかその通路を道路にし、適法に建てたことがある。
近隣の土地も資産価値があがったはず。


そして、いまでも覚えてるひどいケース。
一見すると外見上は何の問題もなかったのだがよくよく調べてみると、
図面上では、車返し(行き止まり道路などにある、車の回転場所。もちろん道路)
の上に家が建っている。
自分の敷地も一部あるのだが、圧倒的に道路部分の面積が多く、
さすがに建築は到底無理だった。販売した不動産屋ももうない。


新潟は土地がひとまわり余裕があるため、そんな問題は少なそうな感じはしますが。

by takakoun | 2010-06-19 00:38 | 住宅メーカー | Trackback | Comments(0)
キャンペーン
この時期(1月から3月)は住宅メーカーのキャンペーンが一番多い時期になります。

キャンペーンというと、お得な感じがしますが、必ずしもそうとは限りません。

 理由としましては、

  • そもそも住宅には定価がないため、いくらでもお得に見せることができる。


  • 住宅メーカーの価格表記はあくまで建物本体のみで、諸経費、プラン変更、確認申請費用、屋外給排水工事、ガス工事、照明器具、設備等のオプション、外構等々、実際に住むのには必要である諸々の工事費は含まれていない。


大きく上記の二つがあります。

たとえ、抽選式のキャンペーンで大当たり!となっても同様な場合が多いのです。


 では、一番お得な建て方は、なんでしょう?

個々人により千差万別だと思いますが、一番重要なのは、情報を鵜呑みにせず、また、振り回されずに、しっかりとした選択眼を養うことが必要だと思います。

by takakoun | 2007-03-19 18:30 | 住宅メーカー | Trackback(1) | Comments(0)
簡便な住宅性能の判定
 主に住宅展示場に使える、ひとつの判定法です。

住宅展示場に行くと、どこのメーカーも高断熱高気密、高性能をうたっており、判断がつかないことがあります。

しかし、いったん展示場に入ると営業マンに、まくしたてられることが多いので、入る前に判定してみましょう。

  ※:個人住宅では個体差(エアコンがきらい等)があるので注意が必要です。


 まず、展示場に入る前に展示場の周り(外部)をぐるっと歩いてみます。

中には関係者じゃないと行きにくい箇所もあるかもしれませんが、見つかっても怒られることはまずありませんから、一回りしてみましょう。

暖房機はいろいろな種類がありますので、ここでは冷房機(エアコン)にしぼっていきます。

エアコンの室外機が何台あるか、数えてみましょう。

展示場は、通常、快適な空間を維持するための数のエアコンを装備しています。

規模にもよりますが、1~2台だったら、ひとまず、合格です。(エアコンの容量、マルチエアコン、業務用に注意。)

  ※:あとは、地域差も考慮してください。

by takakoun | 2006-11-16 22:27 | 住宅メーカー | Trackback | Comments(0)
一棟でも多く? 一棟の家を快適に
 大手住宅メーカーに勤務していた頃で、忙しかった日のひとつとして、記憶のある日がある。

それは、一日で、契約、地鎮祭、上棟際、お引渡しを行った日である。もちろん全て違う建主。

建主との会話ひとつでもごちゃごちゃになってしまい、頭は少しパニック状態。

今、思い返せば、当時はそんな感情はなかったのだが、やはり、会社のシステムの中に埋もれてしまい一棟でも多く販売が大きなファクターを占めていたのだと思う。

今は、一棟の家を少しでも快適な家に時間と情熱を注ぐことができる。

by takakoun | 2006-10-22 23:01 | 住宅メーカー | Trackback | Comments(0)
柱がない?欠陥住宅特集
 たまにテレビで欠陥住宅特集をやっているときがある。

以前、住宅メーカーに勤めていたので、メジャーな住宅メーカーだったら、築年数が多少古くても外観等で大抵、どこのメーカーが施工したのかわかる。

その欠陥住宅特集に、ある大手鉄骨メーカーの住宅が映っていた。

レポーターがマイクに向かって話している。

「見てください。柱があるべきところに何もありません。これは構造的に大丈夫なのでしょうか?」と。

柱がなくてあたりまえである。その住宅は鉄骨のパネルで支えているから、基本的には柱がなくてもぜんぜん平気なのである。

そのときは、専門家でもわかりづらいことだから間違えてもあたりまえだよねー。でも視聴者は信じちゃうんだろうなーなどと思っていたが、別の視点からみたらどうなんだろう。

 たしかに構造的には欠陥ではないが、断熱を考えると、まったく何も入っていないに等しい空間が壁のいたるところにある。

もし、快適さが法で義務づけられていたとしたら、別な意味での欠陥に該当するかもしれません。

by takakoun | 2006-09-26 22:08 | 住宅メーカー | Trackback(2) | Comments(0)