素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
<   2012年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

床下エアコン暖房 冬の電気代

c0091593_17342581.jpg


床下に設置したエアコンの調整でお伺い。基本的な暖房はこれ一台でまかなっている。
ついでに電気代を聞いてみたら、真冬の2月で約13,000円と驚異的な安さ。これは暖房費だけというわけではなく、ここのお宅はオール電化なので給湯、調理、家電、照明などももちろん込みで、他にガス代や灯油代もかかっていない。

今年(24年)の2月の新潟は大雪の影響もあってか、平均気温で約1度と例年より2度も低く、もともと日本海側である新潟は日照時間は少ないのだが、さらに10時間以上も少なくひと月で約65時間と寒気がすごい月。東京などと比べても半分以下の日照時間。

この家の広さはロフト収納も大きくとっているのでそれを加味すると約37坪くらいの勘定。

生活スタイルを聞くと、共働きで日中はほとんどおらずもったいないため、24時間暖房をつけずに深夜電力時間帯のみ(23時から7時)、床下のエアコンをタイマーで稼働。

その熱を基礎に蓄熱させるとともに、Q値1.18W/m2K、C値0.16cm2/m2というすこぶる高い性能のおかげで、夜まで14~16度前後にキープできているらしい。

帰宅後は、家全体が我慢できる程度の温度で保持できているので、くつろぐ時にはこたつや電気ヒーターなどで局所的に暖房を使用。こういった工夫のかいあってか、大きさで半分以下の賃貸時代と比べても安くあがっているとのことで、家の断熱、気密性の高さに驚いていた。

なるほどーとお聞きし、お勧めするかどうかは別としてこういった暮らし方もありなのだと感心しきりでした。

by takakoun | 2012-03-27 17:54 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
新潟市の補助制度 その2 エコ住宅促進

c0091593_16345512.jpg

もうひとつの新潟市の補助制度が、エコ住宅・エコリフォーム促進事業。

趣旨を見るとこれも、大震災を経ての電気使用量削減、そしてCO2削減の推進を図っているものと思われる。個々の内容を見ると中には電気使用量増加の可能性があるものもあるがここでは置いておきます。

個人的には、札幌市のように超高断熱住宅に対する補助制度などおもしろいと思うが、新潟市は主に設備が対象となっている。



この補助制度のメインは太陽光発電になるのだろう。補助額は7万円/1kw。

以前も太陽光発電への補助はあったが、既存住宅を対象にしていたのに対して、今回は新築住宅をも対象にしているのがポイント。太陽熱温水器も対象。

他の設備としては、エコキュート、エコジョーズ、エコウィル、エコフィールなどの高効率給湯設備への交換はもとより、画期的なのは照明器具をLED照明に取り換えるといった自分でもできるものも対象。電球をLED電球への交換も含まれる。

そしてペレットストーブ、エネファームなどを新規導入する場合も対象に。

そしてスタンダードなのは、住宅エコポイントでおなじみの窓の断熱改修工事。これはエコポイントと併用可能である。

詳しくは新潟市HPでご確認くださいませ。




by takakoun | 2012-03-21 17:16 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
新潟市の補助制度 その1 耐震補助制度

c0091593_1642593.jpg

大震災を契機に新潟市では補助制度が今年度より拡充されています。

そのうちのひとつが、耐震補助制度。

これは以前からあったのだが、補助額や仕組みが大きく変更。

まず、対象となるのは昭和56年以前に建築された住宅。

昭和56年というのは、建築基準法の耐震基準が改正、強化された年となるため、これ以前の住宅は耐震性が劣る場合があります。

その住宅を耐震診断する際の調査費用の補助を行い、それに応じて耐震改修工事をする場合、いままでより補助金が増額され、条件によって異なりますが、上限80万~100万に。(いままでよりも25万増)

そして通常は一応倒壊しないレベルまで耐震性を向上させた場合のみ、補助を受けられますが、施主の資金計画や予算の都合に配慮して、いっきに強化せず2段階に分けても補助が受けられる仕組みが新たに導入されました。

また、震改修工事を選ばず、建替えて住宅を新築した場合にも補助が受けられる仕組みも。

これは補助とは関係ない話ですが、耐震改修工事は壁の撤去等、大規模な工事を伴う場合があるため、これまた通常では行いづらい断熱改修と同時に計画するといった方法もあります。


耐震補助制度の詳細は新潟市HPにてご確認ください。




by takakoun | 2012-03-13 17:53 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
床下エアコン暖房を熱カメラで
今回は床下にエアコンを組み込み、暖房しているお宅の検証です。
(いつもご家族様皆様、検証につきあってご協力頂き、感謝です。)

撮影日は連日の大雪の頃で玄関先はこんな感じで雪たっぷり。

c0091593_15394720.jpg


新潟市秋葉区の気象情報で確認すると外気温度は約-2℃。冷え込んでます。

おじゃまさせて頂くと、温度計で表示される空気温度は約17~18℃。ちょっと低めだが寒く感じない。いつも我が家での暮らしもこんな温度だが、それよりも快適に感じる。

撮影ポイントは床までの大きな引違窓があるダイニングを。
c0091593_15395042.jpg



同じ位置から熱カメラで見てみると
c0091593_16555123.jpg

 ※(前回の事務所撮影は温度表示の色を3℃ピッチにしていたが、今回は全体的に温度差があまりなく、ほとんど全部同じ色になってしまうため、温度ピッチを1℃に設定。比較する場合は画像右側の温度バーをよく見るとわかりやすいかもしれません。)

温度状況は、

壁表面全体は空気温度とほぼ同じ約17℃、レースカーテンをしている大きな窓は16℃くらい。
そして床面温度は、壁等よりも2~3℃高く、20℃くらいでしょうか。
左上に、カーテンをしていないトリプルガラスの樹脂サッシがあり、よく見るとガラス面が約15℃くらい、そしてまわりの樹脂の枠のほうが2℃ほど温度が低いのがよくわかります。
その右どなりの黒っぽい所は24時間換気の給気口。きちんと外気が入ってきています。
ちなみに中央右手に2か所ある小さな赤い丸は、パソコンのACアダプターと、温水で洗ったばかりの食器でけっこう細かい所まで写りますね。


全体的にほとんど温度差がなく、床がほんのり暖かい。前回ブログ記事の当社事務所熱カメラ画像と比較すると真逆の状態。どちらが快適かは皆さんおわかりになるはず。

このように住環境は温度計で見る空気温度だけではわからず、いかに快適な空間には床面、壁面などからの輻射熱の影響が大きいか私自身も再認識です。

by takakoun | 2012-03-06 17:38 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)