素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
内装:無垢建具 壁紙

内装:無垢建具 壁紙_c0091593_1812323.jpgリビングのストリップ階段


内装:無垢建具 壁紙_c0091593_1823361.jpg自然塗装仕上げのラジアータパイン無垢建具


内装:無垢建具 壁紙_c0091593_1824369.jpg建具が無垢だと狂い等が心配ですが、部屋間の温度差が少ないため反りにくいはず。


内装:無垢建具 壁紙_c0091593_1825521.jpg2階居室で使った壁紙は竹炭パウダーを配合した竹炭ケナフ

吸放湿性、消臭性があります。


内装:無垢建具 壁紙_c0091593_183284.jpg1階部分の廊下面積は実質これだけ。

居室部分に面積を振り分け有効に使えます。


# by takakoun | 2007-01-26 18:21 | 自然素材 | Trackback | Comments(0)
気密測定
 相当隙間面積(C値)を測るために、気密測定を行っていきます。

熱損失係数(Q値)や、夏季日射取得係数(μ値)は、詳細設計段階で計算することができますが、C値は、建築現場にて実測しなければなりません。

気密測定_c0091593_16344810.jpg窓があるところに測定器をセットしていき、


気密測定_c0091593_16351187.jpg計測していきます。


当日は、大工さんにも立ち会ってもらい、自分達の施工した結果を確認してもらいます。


測定結果は、0.25c㎡/㎡でした。

どの位の気密性能かというと、次世代省エネルギー基準でⅠ、Ⅱ地域(北海道、東北)に求められるのが2.0c㎡/㎡ですから、その1/8の超高気密になります。

もちろん、この数字だけを小さくするのを追い求めるのが、最終的な目的ではないのですが、

丁寧で正確な施工の結果だと思い、嬉しくなります。



参考までに気密性能データグラフ

気密性能 ←画像をクリックすると拡大します。

上から、

  • オレンジ色の線は、通常の在来工法の気密レベル

  • 緑色の線は、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ地域(新潟含む)の気密基準

  • 青色の線は、Ⅰ、Ⅱ地域の気密基準

  • 一番下の黒色の線が、この家の気密性能

線がゆるやかになるほど、気密性能が高くなります。


高幸建築事務所

# by takakoun | 2007-01-23 18:19 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
外観:イメージパースとの比較
 ほぼイメージ通りというお言葉を頂いたので、外観紹介。


外観:イメージパースとの比較_c0091593_21445850.jpgほぼ完成の頃の外観写真



外観:イメージパースとの比較_c0091593_21451384.jpg設計計画段階のイメージパース


 使ったのは、3DマイホームデザイナーPRO4

細かい箇所や、色などは表現できないが、比較的簡単な作業で、ある程度のイメージをお伝えできると思っている。

比べてみると、やはり実物の方が全然いいですね。

# by takakoun | 2007-01-22 21:57 | 工事進行中 | Trackback(1) | Comments(0)
桐のウォークインクローゼット
 桐(きり)の持つ、吸放湿性と防虫効果に期待して、ウォークインクローゼットの内装を仕上げました。

桐のウォークインクローゼット_c0091593_2285075.jpgウォークインクローゼット内部


桐のウォークインクローゼット_c0091593_2293030.jpgクローゼットを開けると


桐のウォークインクローゼット_c0091593_2294639.jpg中も桐


桐のウォークインクローゼット_c0091593_22101097.jpg廊下にある物入れも桐


# by takakoun | 2007-01-18 22:22 | 自然素材 | Trackback | Comments(0)
高断熱高気密住宅は暖かくない?
 高断熱高気密住宅=暖かいというわけではありません。

きちんと計画、施工されてない住宅でも暖かくすることができます。

そうです。暖房設備の容量を上げていけばいいのです。

ただしそれでは、快適な空間とはいえなくなってきます。

部屋間の温度差(非暖房室、廊下、トイレ等)、暖房室の上下の温度差などにより、快適な室温に保つことが難かしく、必要以上に暖房しなければなりません。

その為、ある所では顔がほてり、またある所では足元が冷える現象がおきます。


快適な環境にするためには、

  • 断熱

  • 気密

  • 換気

  • 設備

をバランス良く設計しなければなりません。

きちんと造られた高断熱高気密住宅は、より少ないエネルギーで、家全体を快適な環境に保ちやすくします。

高断熱高気密住宅=快適になるのです。

# by takakoun | 2007-01-17 21:45 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)