素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
塗壁補修

築40年以上の古いお宅の塗壁補修へ。

南側の広縁だけは、さわっただけで面白いように壁がはがれてくる。他の部屋も同じ塗壁なのだがそれほどでもない。

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一見するときれいですが、かるくさわってもポロポロです。


日射があたらない部分(上部の方)もまったく同じ状況なので、おそらく高い湿気に常にさらされることによって塗壁の粘着成分が分解されたのではないか、と勝手な想像をしているのですが、そのような事を家主にお話しすると、「湿気が原因かなと思ってはいる。でもここしか干せないからやめられない。」とのこと。

周辺の古材とのバランス、費用も考えてやはり塗壁を塗ることに。
古い塗壁材をこそぎ落してから、新しい塗壁材を塗っていきます。はがれにくい塗壁材を選定したつもりですが、どうでしょうか。

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# by takakoun | 2018-09-21 16:40 | リフォーム | Trackback | Comments(0)
下地工事

あとから壁にタオル掛けや手摺などを取り付けるときには下地が必要になる場合があります。この下地、よほど過度でない限り、現場レベルで打合せを行い費用は頂かないで入れさせてもらっている事が多いです。

地震対策を考えた場合、テレビなども壁掛けを前提として考えた方が良いと思いますが、これにもやはり下地が必要になります。

下地を入れる場所は、予め、テレビ取付用の金物などが決まっていたら、それに合わせてしっかりとした下地を入れる事ができます。

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取付金具によってはテレビの種類、大きさをある程度カバーするものもあるみたいですから、テレビが決まっていない、買い替える、といった場合でも対応できそうです。下の写真は建て主さんが探してきた金物です。

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あるいはテレビが変わってもいいようにある程度広く、下地を入れておくか、このように後から下地をつける方法もあります。

テレビ離れもあるそうですから、そもそも設置するかどうかから聞いた方がいいのかもしれません。






# by takakoun | 2018-08-22 17:02 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
夏季のエアコン

連日の猛暑もあって、気がかりなお宅へお伺いして、夏季のエアコンの使い方の確認をさせて頂きました。暮らし方や吹き抜けの有無などで使い方の提案をさせてもらいますが、基本的には24時間連続運転です。

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玄関廻りの風除けの杉板とフェンスの杉板がいい感じで経年変化しています。
お時間とって頂き、ありがとうございました。






# by takakoun | 2018-08-02 18:15 | メンテナンス | Trackback | Comments(0)
鴨居 ジャッキアップ

築年数が不明なくらい古いお宅のメンテナンスもさせて頂いてます。

古い家によくあるのが、2間続きの和室、そしてその間にはまっている4枚の引違戸。

そしてこの引違戸、上階の荷重や雪の重みによって梁がひずんでいき、それにつられ梁の下の鴨居も下がってしまって(鴨居の真ん中が下がります)、開かなくなることがあります。

と、いうことで鴨居をジャッキでいったん上げてから、戸や障子を修正していきます。

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終了。

ついでにもう一軒。こちらは広縁に面している障子。

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終了。





# by takakoun | 2018-07-18 17:16 | メンテナンス | Trackback | Comments(0)
新潟市 日射対策 日射遮蔽

これは去年の夏に撮ったOBの写真です。


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このように日射対策としてすだれをお勧めすることが多く、説明し、設計し、造っているつもりですが、実際にすだれを付けて頂くと非常にうれしい気持ちですね。



では、日射熱、日射熱と言っていますが、窓からどの程度の熱が入ってくるのでしょうか。

南面の窓1m2あたり、300Wの日射熱が入ってくると仮定します。

この家の場合、2階南面の窓1ヶ所あたり約2m2あり、2つあるので

300W×2m2×2=1,200W

ガラスにも日射を反射する効果があるので0.6(Low-Eガラスの日射熱取得率、ガラスにより違います。)を掛けると、

1,200W×0.6=720Wです。

売れ筋の電気ヒーターが400~800Wなので南側の2階2ヶ所の窓”だけ”で、電気ヒーターが真夏でもついている、ということになります。日射を遮るガラス、といってもこの程度が限界になってきます。

この窓にレースカーテンだけある、と仮定すると、

720W×0.7=504Wです。若干減りましたが、さほど大きく変わりません。

すだれを窓の外側につけると、

720W×0.3216Wです。7割減るわけですからずいぶん変わりました。

レースカーテンとすだれを併用すれば

720W×0.7×0.3=151.2W と、当初に比べて日射熱が8割減まできました。これで冷房効率、相当違います。


すだれ効果、大きいですね。しかも取り付けられるようにさえなっていれば、なによりコストがかからず(1枚数百円)、基本使い捨てなのでメンテナンスや保管場所もいらず、手間もかかりにくい方法です。これがおすすめする一番の理由です。



これは南側の窓のみの計算で、東西面に直射日光があたる場合は、南側より日射熱が入ってくるのが予想されるので、対策がより必要になります。

(下線部データは「自立循環型住宅への設計ガイドライン」より引用してます。)








# by takakoun | 2018-07-11 18:22 | 日射対策 | Trackback | Comments(0)
新潟市 日射熱

当社事務所がある新潟市秋葉区では、昨日、気温35度超えました。猛暑日です。

新潟でもっとも暑い場所のひとつとして認知されてきたように思います。(前から?)背面に山があるからなのでしょうか、暑い原因がいまいちわかりません。

さて、今の時期の太陽高度は一年で最も高いので(南中時で約75℃)、南側の窓の日射熱対策として深い軒や庇があれば、ある程度は防ぐことができます。

それでも熱い時間帯(昨日は2時頃)には太陽が落ち始め(約60℃)、その後4時くらいまでは南面に日射があたるので(その頃で約40℃、以降は真横から西面にあたる)、角度が低くなった日射は庇だけでは防ぎきれなくなってくる場合も多くなるので、他になんらかの対策が必要になってきます。


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今年の夏は長そうです。






# by takakoun | 2018-07-03 17:44 | 日射対策 | Trackback | Comments(0)
新潟市 家具転倒防止

比較的手軽に取り組みやすい地震対策のひとつとして、家具の転倒防止があります。

とはいっても、取り組むのにきっかけがないとなかなか重い腰があがらない事のひとつでしょうし、私自身もそうです。

家具の転倒防止にはいろいろな方法があると思いますが、建築に携わる立場からすると、金物などを使って直接、家具と壁をビスで固定する方法がいいのでは、と思います。(ただし、壁、家具共傷はつきます。)

使う金物(L型金物など)やビスなどはホームセンターなどで簡単に手に入るので、ちょっと器用な人だったらご自身で十分できると思います。

注意点としたら、(といってもこれだけを注意すれば、ほぼ完成したも同然ですが)壁はどこでもビスが”きく”わけではなく、下地(木材等)がないと止まりません。そこで下地がどこにあるのかを調べなければいけませんが、この下地を調べる器具自体もホームセンターで手に入ります。



c0091593_13462135.jpg鉛筆型のものが簡単。針で刺して下地を探すだけ。


下地を探し、そこに直接止められればいいのですが、家具の位置と下地がずれている場合は、いったん木材などを壁下地にとりつけ、そこを介して金具と家具を止めるようにしなければなりません。



c0091593_13455775.jpg土壁の上に木材を取り付けてから家具を補強した例


冒頭で述べたようにこの方法は”傷”が付くので、壁などを傷つけられない賃貸住宅の場合や、家具が木製じゃない、などの場合はつっぱり棒などの既製品など(どこまできくかはわかりませんが)を検討するしかないかもしれません。


新潟市の場合、ご高齢者のみの世帯などの条件がありますが、こういった家具の転倒防止をする工事も補助金がでる場合があります。該当しそうな方は市の方へ問い合わせるか、新潟市のHPなどを調べるとよいでしょう。






# by takakoun | 2018-06-26 17:19 | 耐震改修 | Trackback | Comments(0)
新潟市 構造計算

構造計算作業中です。

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梁のかけ方(梁をどこに配置するか)によって、力の流れが変わってくるので、一部分に力が集中しないように、梁のかけ方を変えてみながら確認していきます。

計画の初期段階からシンプルな架構体になるように心がけるのですが、それでもうまくいかず、”はまって”しまうとあっというまに時間がたってしまいます。






# by takakoun | 2018-06-19 16:27 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
新潟市 雨漏り続き

そこそこの雨が降った後、雨漏りの仮補修したお宅へ状況確認へ。雨染みはありますが、雨漏りは止まったらしく、木部は乾燥していたので一安心です。

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雨漏りついでですが、これは移動中見かけたリフォーム工事現場の外観。買取再販物件のようです。

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よく見ると、せっかく外壁を張り替えているのですが、通気層(通気胴縁)がないようです。
コストを優先していった結果なのでしょうか。

通気層がないといろいろな弊害が起こりますが、特に雨漏りリスクが格段にあがってしまうと思います。建物に瑕疵担保保険が付いていたとしても、中古の場合は5年ですから、その後、問題がおこってくる可能性のほうが大きいような気がします。

コスト優先、見た目優先、施工状況を見ることができない改修工事。
こういったことがのちのちの中古市場の足枷にならなければいいのですが。





# by takakoun | 2018-05-26 20:46 | メンテナンス | Trackback | Comments(0)
新潟市 雨漏り

雨漏りで困っている、とのご連絡があり行ってきました。

伺ってみると、外観から見る限りではさほど古くない建物のようです。依頼主さんにお聞きすると20年ほど前に建てたのだが、建築した業者さんは10年ほど前に倒産してしまい、メンテナンスをどこに依頼したらいいかと考えあぐねていたみたいです。そこで今回いよいよ雨漏りが起きてしまい意を決して連絡した、との事です。

雨漏り箇所を見させてもらうと、和室内障子の鴨居、柱周辺から雨水の侵入がありました。

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その後、外回りを調査し、原因のあたりをつけていきます。

どうやら外壁の防水の納まりがうまくないようで、完全に直すには、防水下地からやり直さなければならず、外壁等をいったん撤去してから張り替える、ちょっとした工事になってしまいそうです。
ご依頼主さんと相談し、まずは応急処置を行って様子を見ていくことにしました。


このようなケース(どこに相談したらいいかわからない、相談先がなくなった)といったケースでも相談に乗らせて頂いてます。







# by takakoun | 2018-04-28 13:11 | メンテナンス | Trackback | Comments(0)