素材と断熱に拘った省エネ住宅を造る工務店ブログ
合掌で造られた作業場
 ふと作業場の上を見上げると、小屋組みが、「合掌」で造られているのがわかります。

合掌で造られた作業場_c0091593_22451815.jpg


 少し見づらいですが、太い合掌や、陸梁、方杖など、また桁の上にまた桁が乗っかっているような構造がわかります。

この構造で、大きなスパンを飛ばし、作業場を作っております。

 たまに、重い材料をクレーンで吊るのですが、加重が屋根にかかり、屋根が落ちてこないか心配になります。


高幸建築事務所

# by takakoun | 2006-09-22 22:52 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
地盤改良工事:柱状改良
 N様の着工が遅れていると以前書きましたが、理由は、地盤改良工事をすることになったからです。

地盤改良工事には、大まかに、

  • 土壌改良工事

  • 柱状改良工事

  • 鋼管杭工事


などがあります。今回行ったのは、柱状改良工事です。

 柱状改良工事とは、地面に大きめな穴を掘っていき、その穴にセメントミルクを流し込んで土と混ぜ合わせて固めていき、地中の中にセメントの柱状の物体を作っていく工事になります。

摩擦杭(土との摩擦力で建物を支える)の働きをしますので、支持層が極端に強くなくても建物を支えることができます。

地盤改良工事:柱状改良_c0091593_21541962.jpgまずは大きなドリルで穴を掘っていきます。


地盤改良工事:柱状改良_c0091593_21572264.jpgそして、セメントミルクを流し込んで、抜き終わった所です。


 そんな作業を今回は35本、行っていき、最後にセメントの柱の頭(一番上)を、基礎のベースの下の高さに切って、そろえていきます。

地盤改良工事:柱状改良_c0091593_223124.jpgそして、完成です。

見た目は変わりませんが、地中の中にしっかりとした杭ができあがっています。


 そしてよーく見ると、柱状改良工事を行う前と、一点だけ違うところがあります。

地盤の高さが20センチ以上も上がっているのです。

こういった残土処理費用もけっこうかかりますので、もし前もって柱状改良工事を行うことが決まっていたら、その分の予算計上も必要になってきます。


高幸建築事務所

# by takakoun | 2006-09-21 22:14 | 工事進行中 | Trackback | Comments(0)
土間断熱:XPS(押出法ポリスチレンフォーム)
 土間断熱とは、玄関、浴室等のように床がない部屋(床に断熱材が入れられない場所)の基礎や、土間部分を断熱して、家全体として断熱欠損ができないようにします。

 N様邸で使うXPS-Ⅲbが入ってきました。

土間断熱:XPS(押出法ポリスチレンフォーム)_c0091593_20595090.jpg


 XPSとは、押出法ポリスチレンフォームの略です。

プラスチック系断熱材の中でも比較的圧縮強度があります。その中でもいろいろなランクがあり、最後の数字で表されます。

 まず、Ⅲというのは3種のことで、他に1種、2種があり、3種にいくほど断熱性が高くなります。

また、一番最後のbというのは、他にaという種別もあり、bのほうが圧縮強度が高くなってきます。

 簡単にまとめると、3種bが一番断熱性があり、圧縮強度も強いとうことで、土間なんかに使う断熱材としては優れていると思います。

 さて、現場で加工するのは、時間がかかるし、残材もでるので、作業場で切っていこうと思います。

土間断熱:XPS(押出法ポリスチレンフォーム)_c0091593_2161394.jpg墨だしをして、直角に切れる金定規をカッターにあて、切って、切りまくります。


土間断熱:XPS(押出法ポリスチレンフォーム)_c0091593_217401.jpgついでに自分の手も切ってしまいました。



高幸建築事務所

# by takakoun | 2006-09-20 21:23 | 高断熱高気密 | Trackback | Comments(0)
2階増築工事:サッシ取付
 前回のブログの続きです。

工事を行っている日は、9月16日です。(土曜日)

 
2階増築工事:サッシ取付_c0091593_15191072.jpg引き続きI様の2階増築工事です。

シート類をはがして作業を進めます。幸い雨には降られませんでした。


 
2階増築工事:サッシ取付_c0091593_15234812.jpg天気予報を見ると、来週も雨のため、屋根下防水シート、外壁の透湿防水シートを貼り、サッシを取り付けます。



 これは数日前に終わったT様邸の内装工事改装です。明るく仕上がりました。

2階増築工事:サッシ取付_c0091593_15274838.jpg床:さくら無垢フローリング

壁:杉無垢板貼り





--追記--

 この日は、釘を踏んで足裏にささってしまい、また、かぜをひいてしまって次の日からの連休を一歩も外にでることはできませんでした。


高幸建築事務所

# by takakoun | 2006-09-19 15:35 | リフォーム | Trackback | Comments(0)
2階増築工事:太鼓梁
 今日は晴れ間が覗いたので、いきなりI様の増築工事スタートです。

2階増築工事:太鼓梁_c0091593_22135729.jpgまずは瓦を取り除いていきます。

使えるものはとっておいて、また載せる予定です。

右側に積んでいきますが重そうですね。


2階増築工事:太鼓梁_c0091593_22154985.jpg瓦をとっていくと杉皮がみえてきました。
瓦をとるときに足で踏んで、穴が開いてますが、ぜんぜん腐っていません。

昔は防水シート類の替わりに杉皮を使ってたんですね。
杉って、くじらみたいに捨てるとこがありません。


2階増築工事:太鼓梁_c0091593_22184371.jpg既存の太鼓梁が見えてきました。


2階増築工事:太鼓梁_c0091593_221911100.jpgまるでテーブルみたいな梁も見えてきました。

なんと高さ450mmです。


2階増築工事:太鼓梁_c0091593_22202027.jpg土壁も見えてきました。

ちょっと伸縮してますね。


2階増築工事:太鼓梁_c0091593_2221119.jpg既存の梁の上に土台を敷き、柱を建てていきます。


2階増築工事:太鼓梁_c0091593_22214532.jpg昨日のブログに登場した新しい太鼓梁が入りました。


 この後、屋根垂木、野地板まで行い、万が一のためにシートをかけて終わり。ここまでで一日です。

 増築の場合、既存の家屋の梁、柱等を利用しなければなりません。

何十年も経っている木ですから若干の狂いが生じていたり、接合部等、その場その場で現場加工しなければならないものもあり、思ったより手間がかかりますね。



--追記--
 そういえば、瓦をはがしている最中、ズボンのベルトが切れてしまい、ズボンがずり落ち、ついでに自分も屋根からずり落ちそうになりました。


高幸建築事務所

# by takakoun | 2006-09-15 23:07 | リフォーム | Trackback | Comments(2)
太鼓梁
 新築現場の着工が遅れたため、I様の増築工事をすることになりました。

今回使う梁はこれ

太鼓梁_c0091593_2255961.jpg


 太鼓梁と呼ばれるものです。断面の形は、⊂⊃で、おそらく太鼓に似てるからこう呼ばれているのでしょう。

 通常の四角の梁と比べて、柱が取り付く場所により高さが異なるため、非常に手間がかかりますが、同程度の大きさの梁と比べたら、曲げ強度は高いです。(重さもかなりですが;;)

 登場する頻度は減ってきている太鼓梁ですが、今回は飛ばす距離が長く、割れも気にならない場所で使用します。

 大工のOさんが(ブログに乗せるとはいってないからあえて仮名)、釿(ちょうな)で、太鼓梁の皮がついている面を削りながら、

 「昔はみんなこうやって削ってたんだー」

 「大抵の人が、これで足のモモ切ってたんだー」

と、楽しそうに話してます。ちょうな(下の写真で大工さんが使っている道具です。)を見ると、刃はにぶいものかと思っていたら、かんなみたいに鋭い刃でした。確かに危ない。

Oさん、手間がかかるといってましたが、なぜか楽しそうにやってるのが印象的でした。

太鼓梁_c0091593_21364492.jpg


その後の休み時間、私がパソコンのキーボードを叩いてるのを後ろでOさんが見てました。

 「下みねえでも10本の指でうつだかー、すげえなー」

といってましたが、あなたのノコギリ使いのほうがすごいですから!


高幸建築事務所

# by takakoun | 2006-09-14 22:07 | 自然素材 | Trackback | Comments(0)
地縄:建物の建つ位置
 家がどの位置に建つのかを、土地の上に示すために縄を張っていきます。

地縄:建物の建つ位置_c0091593_2150785.jpg地縄を張った様子


 実際にやってみればわかりますが、図面上と違い、土地の上に、大きな四角を作るのはけっこう難しいものがあります。

かねのて(直角のこと)を、正確にだすことができないからです。

 いろいろな方法がありますが、こんな道具を使うと比較的簡単に直角をだすことができます。

地縄:建物の建つ位置_c0091593_21523436.jpg←おおがね巻尺カネピタ


 この道具は、2点間の中心を常にとることができるものです。言葉で説明するのは難しいのですが使い方はこんな感じです。↓

地縄:建物の建つ位置_c0091593_2155190.jpg



高幸建築事務所

# by takakoun | 2006-09-13 21:59 | 工事進行中 | Trackback | Comments(2)
将軍杉
 先日の日曜日、娘と船に乗ろうということで、阿賀野川ライン船下りにいった。

が、けっこうなどしゃぶりになっていしまい、船には乗れず、Uターンをすることに・・・

途中、目に付いた看板があった。

「日本一の巨木」だったかな。名前に惹かれ行ってみることに。

途中細い道になっていき心配になっていると、ありました。巨木!

実際に目でみると圧倒されます。

看板を見てみると、国の天然記念物になってるみたい。

以下、看板の内容

「天然記念物 将軍杉
 所在 東蒲原郡阿賀町岩谷2013
 指定 昭和2年4月8日 文部省
 管理団体 阿賀町

 「我が国における日本一のスギである。推定樹齢約1,400年、幹のまわりは19.31m、樹高約40mに達する。根元の近くから6本の大支幹にわかれているが中央の1本は昭和36年秋の第2室戸台風のため折損した。
 樹下の「余五将軍維茂墓碑」は、この地に晩年を送ったとつたえる陸奥鎮守府将軍平維茂の業績をしのび寛文8年会津藩主保科正之が建てたもので将軍杉の名もこれに起因する。
 その昔、村人がこの杉を切り、船を造ろうと計画したところ、一夜にして地面に沈んでしまったという伝説が残されてる。」

とある。たしかに真ん中の一番太い幹が途中で切れています。とても残念。

しかし、樹齢1400年!!!!太古の息吹を感じます。

 気になったのは看板の数字が書いてある部分の上にプレートがつけられ、そのプレートの上に新しい数字が書かれています。数字の大きさは現在も更新しているためかもしれません。

将軍杉_c0091593_22311422.jpg


# by takakoun | 2006-09-12 22:41 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
軸組材納入:KD材
 柱等の軸組材が工場に搬入されてきました。

軸組材納入:KD材_c0091593_1433588.jpg


 KD材(Kiln Dry Wood)です。KD材とは、人口乾燥された材木です。後から割れや狂いが生じにくい材料です。

程度がいいのがはいってきたので、節はありますけど、かんなをかければ、あらわしとして使えそうです。

 横架材も搬入されてきて、工場は、いっぱいいっぱいになってきました。

軸組材納入:KD材_c0091593_14361941.jpg


軸組材納入:KD材_c0091593_15184216.jpgどんどんきます;;



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# by takakoun | 2006-09-11 14:38 | 自然素材 | Trackback | Comments(0)
高低差を土留工事で
 N様邸の敷地は隣地との境界に高低差があるため、土留が必要になります。
高低差にもよるのですが、今回の土留は、コンクリート擁壁です。

高低差を土留工事で_c0091593_1693967.jpgまず、水糸をはり、境界を掘削していきます。


高低差を土留工事で_c0091593_16105892.jpgベース、立上りともに鉄筋を入れていきます。境界ぎりぎりだと掘るのも一苦労です。


高低差を土留工事で_c0091593_1612869.jpgベース部分にコンクリートを流し、立上り部分の鋼製型枠に剥離剤を塗っていきます。


高低差を土留工事で_c0091593_16134656.jpg型枠をはめて、コンクリートを流します。雨が降りそうだったため、上部に直接雨があたらないようにカバーをしました。


高低差を土留工事で_c0091593_1615530.jpg型枠をはずし、土を埋め戻して完成です。



高幸建築事務所

# by takakoun | 2006-09-08 16:17 | 工事進行中 | Trackback | Comments(0)